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ゲームテスターが考察するソーシャルゲームの変遷  第5回 : スマホへのシフト、そしてついに誕生するあのアプリ
読者の皆様こんにちは

ゲームテストエンジニアの三堀です。

前回、前々回とガラケー全盛期にGREE、mobageが台頭した理由を考察していきました。

今回はGREE、mobageが順調に勢力を拡大してきたガラケーから、スマートフォンへのシフトが始まった頃のソーシャルゲームの変化を考察していきたいと思います。

【出演者説明】
 
三堀:本コラムの執筆者=私。ソーシャルゲームの仕組み、流れ、考えなどを説明。
 
山田:業務外で色々と三堀がお世話している入社2年目に突入した若手社員。一般人代表。



第5話
スマホへのシフト、そしてついに誕生するあのアプリ


三堀: さて順調に勢力を拡大していったGREE、mobageですが、ここで転機が訪れます。
山田君、何だか分かりますか?


三堀 雅也
バルテス株式会社(http://www.valtes.co.jp/)のテストエンジニア。アプリゲームをきっかけにテスト業界で勤めることになる。仕事のみならず、プライベートでもソーシャルゲームをプレイし、ソーシャルゲーム業界の情報収集、分析は怠らない。
山田: 当然ですよ!スマー・・・

三堀: そうスマートフォンの普及です。

山田: まだ言い終わってないのに・・・(´・ω・`)

三堀: 急速にスマートフォンが広まったことで、GREE、mobageが展開していたソーシャルゲームもスマートフォンで遊べるように対応していかなければならなくなりました。

GREE、mobageが展開していたゲームはブラウザ上で遊ぶゲームですから、スマートフォンでもそのままブラウザを立ち上げれば問題なく遊べると思うかもしれませんが、対応が必要だったのです。
山田君、どうしてか分かりますか?

山田: 当然ですよ!ガラケーとスマートフォンでは決定的な違いがあります。タッ・・・

三堀: そうです、タッチパネルです。

山田: だから最後まで喋らせてくださいよ~(´Д`)

三堀: これまで上下左右キーと決定キーで操作してきたガラケーと違って、スマートフォンでは基本的にタッチパネルでの操作となります。
当然ブラウザもタッチパネルです。

そのため、タッチパネルでも快適にプレイが出来るように、レイアウト、デザインの変更が行われたのです。

また、スマートフォンは画面のサイズもガラケーと異なりますので、スマートフォンの画面サイズでも快適にプレイできるよう同様に調整が行われました。

でもこうして考えると、GREE、mobageはスマートフォンへの対応を比較的早く、かつ順調に進めていたように見えますが、気になることはありませんか?山田君。

山田: はい!あります!
スマートフォンといえばアプリです。
アプリへの対応は行わなかったのでしょうか? (あ、全部言えた・・・)

三堀: (池○彰風に)いい質問ですね。

スマートフォンが普及され始めてから、GooglePLay、Appstoreにはたくさんのアプリが配信されるようになりました。

GREE、mobageも当然そこに着目します。
GREE、mobageも専用のアプリを作成し、配信しました。

しかしそれは、これまで配信していたゲームのアプリ版を配信したのではなく、自分達のプラットフォーム自体をアプリ化したものでした。

アプリからブラウザゲームを起動できるようにしたのです。
その為、ゲームの内容はこれまでのものとほとんど変わりませんでした。

つまり、GREE、mobageはスマートフォンが普及し始めても、ガラケーの頃と変わらず、クリック(スマートフォンだとタップ)で進めていくブラウザゲームを引き続き配信していったのです。

山田君、何故だか分かりますか?


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