この講座の概要
テーマ別セミナーは、Qbookを運営するバルテス・ホールディングス株式会社が提供する、ソフトウェアテストの品質向上を目的としたオンライン教育セミナーです。
関心のあるテーマを選んで受講でき、実務経験豊富な講師が演習や質疑応答を交えながら、実務に落とし込める形で解説します。
1名から申込み可能で、拠点を問わず参加しやすいことが特長です。
講座概要
リスクベースドテストを取り入れたテスト計画
本講座では、リスクベースドテストの基礎として「リスクとは何か」を押さえたうえで、リスクをどう抽出し、優先順位を付け、テスト戦略とテスト計画に反映するかを具体的に扱います。テンプレートを埋めるだけの計画から一歩進み、限られたリソースの中でどこに厚くテストを置くべきかを説明できる状態を目指します。事例と演習を通して、現場で再現できる手順として持ち帰れるように構成しています。
講座の目的
- プロジェクト/プロダクトリスクを言語化し、抜け漏れを減らす考え方を整理する
- リスクの優先順位を根拠に、テスト戦略とテスト計画書へつなげる流れをつかむ
- 演習を通じて、リスク抽出から低減策検討までを現場に持ち帰れる形にする
重点領域と学習範囲
リスクベースドテストを「考え方」だけで終わらせず、計画書に落とし込むまでを一連のプロセスとして扱います。国際規格に沿った計画プロセスも参照しながら、判断のよりどころを揃えます。
- リスクベースドテストを取り入れる狙いと、リスクの捉え方
- テスト計画の構成とポイント(ISO/IEC/IEEE 29119-2 テスト計画プロセスのアクティビティ)
- リスク抽出の進め方(プロダクトリスク抽出の演習)
- リスク低減策につなげる設計技法(ミニ演習)
- リスク低減アプローチの特定と、テスト戦略の設計(事例/テスト観点マトリクスの演習)
- テスト戦略の計画書への落とし込み(テンプレート、成果物、コスト、スケジュール、各種管理)
- 振り返り(狙いが達成できたかの分析)
対象者
テスト計画に関わる立場で、リスクを踏まえた優先順位付けや説明に迷いがある方に向けた内容です。品質を上げたい気持ちはあるものの、時間や人員の制約から「どこまでやるべきか」を決め切れない場面が多い方、リスク抽出が形だけになってしまう方、テスト戦略から計画書へのつなげ方を整理したい方に適しています。
想定受講者像
- リスクを考慮したテスト計画を立てたいテスト担当者/テストリーダー
- 限られたリソースで品質を守るための優先順位付けに悩む開発リーダー/PMO
- リスクの抽出・評価・対応策の進め方が属人的になっている品質管理担当者
- 計画書を作ること自体が目的化しており、根拠のある計画に作り替えたい方
- リスクベースドテストを試したが、効果や進め方に手応えが持てなかった方
解決できる課題
リスクを挙げても優先順位が付けられない、結局いつも通りのテスト量になってしまう、計画書に落とすと根拠が薄くなる、といったつまずきを、リスク抽出→低減策→戦略→計画の流れで整理し、説明できる状態につなげます。
到達目標
- プロジェクトリスク/プロダクトリスクを区別して整理できる
- 開発状況や要求を踏まえて、実務で使えるリスクを抽出できる
- リスクの優先順位を根拠とともに説明できる
- リスク低減策として有効な設計技法を選択できる
- テスト戦略とテスト観点を整理し、テスト計画書に落とし込める
本講座では、リスクの抽出や優先順位付けを「やり方」として整え、テスト戦略と計画書へ自然につながる形で持ち帰れます。
開催日程をご確認のうえ、リスクベースドテストを取り入れたテスト計画を習得する機会として、ぜひ受講をご検討ください。
開催日程
お支払方法
銀行振込による前払い制となります。
お申込後、請求書を送付いたしますので、詳細をご確認いただき、お振込ください。
領収書について
領収書をご希望の際はお申込み完了後のメールに記載のURLよりお申込みください。
その他
本講座はWeb会議サービス「Zoom」で開催いたします。
講義資料は郵送にてお届けいたします。
進行次第で終了時間が前後する場合がございます。
カリキュラム
パート1:品質を管理するとは
品質を確保するためには、テストを厚くするだけで解決できるわけではありません。
テストは、隅から隅までやみくもに網羅して沢山すればよいというわけではなく、リスクに応じたテスト計画が必要になります。
パート2:リスクベースドテストを取り入れたテスト計画のアクティビティ
ソフトウエアテストの国際規格 ISO/IEC/IEEE 29119-2テスト計画プロセスのアクティビティを紹介し、プテスト計画発行までの流れを学びます。
・リスクベースドテストとは
・テスト計画の構成とポイント
・「テスト計画プロセス」のアクティビティ
パート3: リスク抽出
開発の状況やテストへの要求を理解すると、リスクが見えてきます。
リスクには2種類(プロジェクトリスク、プロダクトリスク)がありますが、それぞれの特徴について解説します。
また、演習ではリスク抽出を行い、業務に取り入れていただけるエッセンスを習得できます。
・プロダクトリスクの抽出【演習】
パート4:設計技法
プロジェクトの限られたリソースの中で、全機能を漏れなくテストすることは不可能です。
テストをやみくもに網羅するのではなく、リスクに応じた設計が必要になります。
リスク低減策につなげることができる設計技法について学びます。
・リスク低減策としての技法活用【ミニ演習】
パート5:リスク低減策の検討とテスト戦略
リスク低減策、テスト戦略をどのように検討すればよいか、具体的な事例を交えながら紹介します。
・リスク低減アプローチの特定
・テスト戦略の設計 事例紹介
・テスト戦略の設計
・テスト観点マトリクス【演習】
パート6:シナリオテストの実装
テスト戦略をテスト計画書に落とし込みます。テスト計画書に盛り込むべき項目とポイントを学びます。
・テスト計画書テンプレート紹介
・テスト成果物、コスト、スケジュール
・各種管理・計画
パート7:プロジェクトの振り返り
リスクベースドテストを取り入れた狙いが達成できたか、テスト結果の分析を行います。
監修者紹介
この講座に込めた思い
本講座では、テスト計画の前提として必要なリスクベースドテストの考え方をお伝えします。
特にリスクの抽出は、普段やっていないとなかなか「出てこない」「機能要件に関するリスクばかりが出てくる」ということが多いです。実務に抽出したリスクからリスク低減策を検討し、テスト戦略、テスト計画に落とし込むプロセスを学べます。
テンプレートを埋めるだけのテスト計画から脱却したい方にお届けたい講座です。
バルテス・ホールディングス株式会社 R&C部 上席研究員 兼 教育サービス営業部 副部長
小島 友美
Tomomi Kojima
入力/出力系システム、ファイル管理システムのシステムエンジニア、品質管理の専門職(ソフトウェア品質管理、ソフトウェア品質保証)、リーン・シックスシグマ講師を経て、現職。担当業務は社内外のテスト関連教育セミナーの講師と、コンテンツ制作。
バルテス・ホールディングス株式会社 R&C部 上席研究員 兼 教育サービス営業部 副部長
小島 友美
Tomomi Kojima
入力/出力系システム、ファイル管理システムのシステムエンジニア、品質管理の専門職(ソフトウェア品質管理、ソフトウェア品質保証)、リーン・シックスシグマ講師を経て、現職。担当業務は社内外のテスト関連教育セミナーの講師と、コンテンツ制作。
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留意事項
講座当日について
※ 接続確認として、講座開始15分前からログインをお願いいたします。
※ ビデオ・写真の録画・撮影や、音声の録音はご遠慮ください。
※ 講座資料の無断転載はご遠慮ください。
※ 参加者の通信環境や機器等による原因で視聴できなかった場合につきましては責任を負いかねます。
注意事項
※ お申込み後のキャンセルはお早めにご連絡をお願いいたします。また開催当日~1週間前のキャンセルとなる場合は、お申込金額全額をキャンセル料として頂戴致しますのでご了承ください。また当日欠席・遅刻によるご返金等は一切お受けしておりません。
※ 最少催行人数に満たない場合は、開催を中止することがありますので、ご了承願います。その際は、開催3日前までに、本ページおよびメールにてご連絡いたします。
※ 講座開催をWebサイト等を通じて報告等を行う場合がございます。その際に特定の個人がフォーカスされないように撮影した写真を掲載する場合がございます。予めご了承下さい。
※同業他社様からのお申込みはお断りをさせていただく場合がございます。予めご了承ください。
※ 本サービス申込者が下記に該当する場合、利用者として承認せずサービスを提供しない場合があります。その判断の理由については一切利用者に開示しません。また申込者は、判断の結果に対して異議を述べることはできません。
(1) 自らまたは第三者を利用して、当社の名誉や信用等を毀損し、もしくは毀損するおそれのある行為をした場合
(2) 自らまたは第三者を利用して当社の業務を妨害し、または妨害するおそれのある行為をした場合
(3) 当社に対して、自らまたは第三者を利用して、詐術、暴力的行為または脅迫的言辞を用いるなどした場合
(4) 申込者ならびに関係者が暴力団関係者ならびに反社会的勢力である旨が判明した場合
※ 自然災害、交通機関の事故、講師の発病等、不可抗力な事情により開催を中止することがあります。事前に中止が判明した場合は、本ページおよびメールにてお知らせいたします。各自でご確認ください。当日に中止が決まった場合は、本ページおよびメールと電話にてお知らせし、開催日の変更もしくは参加料の返金をいたします。 なお、旅費(航空券含む)や宿泊費とそれらのキャンセル諸費用については保証いたしません。