この講座の概要
テーマ別セミナーは、Qbookを運営するバルテス・ホールディングス株式会社が提供する、ソフトウェアテストの品質向上を目的としたオンライン教育セミナーです。
関心のあるテーマを選んで受講でき、実務経験豊富な講師が演習や質疑応答を交えながら、実務に落とし込める形で解説します。
1名から申込み可能で、拠点を問わず参加しやすいことが特長です。
講座概要
品質計画の立て方とソフトウェアメトリクス
品質管理・進捗管理では、定量情報と定性情報の両方が欠かせません。一方で、グラフは作れても「何をどう見ればよいか分からない」「どのメトリクスから着手すべきか迷う」といったつまずきが起こりがちです。
本講座では、品質管理の基礎を押さえたうえで、ソフトウェアメトリクスの全体像、分析の勘所、データ収集の進め方、品質計画の立て方と使い方までをつなげて整理します。
講座の目的
- 品質管理の目的・目標を起点に、定量管理を迷わず進めるための考え方を整理する
- ソフトウェアメトリクスの選び方と見方を学び、分析の基本手順を自分の現場に当てはめられる状態を目指す
- データが集まらない/精度が上がらない状況を改善するための収集設計と運用のコツを持ち帰る
重点領域と学習範囲
品質管理の基礎から入り、メトリクスを「集める・読む・判断する」までを一連の流れとして扱います。定量だけで完結させず、定性とつなげて解釈する勘所も押さえます。
- 品質を管理するとは何か/品質特性の捉え方
- 基本測定量/導出測定量、プロダクト/プロセスなどメトリクスの整理
- 分析に関わる典型的な悩みと、分析の進め方(GQMなど)
- 予実分析の勘所、特異点の見つけ方と定性分析との連動
- 演習:テスト密度とバグ密度のゾーン分析、レビュー指摘の分析
- 品質目標の立て方・使い方、品質戦略マップの考え方
- データ収集の勘所(集まる仕組みづくりと精度を上げる工夫)
対象者
品質や進捗を定量的に把握したい一方で、指標選定や分析の進め方に自信が持てない方に向けた内容です。職種は限定しませんが、開発リーダー、品質管理、PMO、プロセス改善推進など、プロジェクトを横断して状況判断を求められる立場の方に特に適しています。
想定受講者像
- 品質管理を体系的に学んだ経験が少なく、現状の進め方が妥当か不安がある方
- メトリクスは取っているが、何をどう分析し、意思決定に結びつければよいか迷う方
- プロジェクトの予実や品質の傾向を、根拠をもって説明したいリーダー/PMOの方
- データが集まらない、ばらつく、精度が低い状況を改善したい方
- 品質目標や品質計画を、形だけでなく運用できる形にしたい方
解決できる課題
指標を増やすこと自体が目的になってしまう、グラフを見ても次の一手が決められない、データが集まらず分析が続かない、といった状況に対して、目的・目標から逆算して「何を測るか」「どう読むか」「どう改善につなげるか」を揃えられる状態を目指します。
到達目標
- 目的・目標から逆算して、品質計画の骨子を組み立てられる
- 自組織・自プロジェクトに適したメトリクスを選定し、整理できる
- 予実分析やゾーン分析を用いて、傾向・特異点を見つけられる
- 定量結果を定性情報とつなげて、原因仮説と次のアクションに落とし込める
- データ収集の仕組みと運用上の工夫を説明し、改善案を提示できる
本講座では、品質管理の基礎を押さえながら、メトリクスの選定・分析・データ収集・品質計画までをつなげて理解し、状況判断に使える形で持ち帰れます。
開催日程をご確認のうえ、品質計画の立て方とソフトウェアメトリクスを習得する機会として、ぜひ受講をご検討ください。
開催日程
お支払方法
銀行振込による前払い制となります。
お申込後、請求書を送付いたしますので、詳細をご確認いただき、お振込ください。
領収書について
領収書をご希望の際はお申込み完了後のメールに記載のURLよりお申込みください。
その他
本講座はWeb会議サービス「Zoom」で開催いたします。
講義資料は郵送にてお届けいたします。
進行次第で終了時間が前後する場合がございます。
カリキュラム
パート1:品質管理 概説
本講座の最初のセクションは、品質管理の基礎に関するものです。
ほとんど全てのことに当てはまることですが、最初に目的・目標を明確にし、その次に、目的・目標を達成するための手段を考えることが肝要です。
目的・目標が曖昧なまま手段に飛びつくと、たいてい迷走し、中身が伴わないで成果も出せないことになります。
目的・目標を明らかにして、それを達成するための手段を考えれば、軸がしっかりし、中身も充実して成果も出せるようになります。
・品質を管理すること、とは
・品質が良い ≠ バグが無い(品質特性)
・品質向上は総合力で
・事例)成果を出した開発チームたち
パート2:定量情報・定性情報
ソフトウェア・メトリクスにはどんなものがあるか?
詳しい話しは後回しにして、どんなメトリクスがあるのか、概観してみましょう。
・基本測定量、導出測定量
・プロダクトメトリクス、プロセスメトリクス
・進捗を掴む、質を掴む
・分析に関わる、よくある悩みごと
・分析のセオリー9か条
・GQMパラダイム
・演習)レビューの「質」の把握に必要な定量情報は?
後編
パート3:定量分析と定性分析
予実績分析は、意外に難しいものです。
計画値よりも実績値が多いか少ないかは、誰が見てもすぐに分かります。
もう一歩踏み込んで分析するには、ちょっとしたコツが必要です。
また、定量分析ですべてが分かるものではありません。
特異点を見出し、定性分析と連動させるのが重要です。
・予実分析の勘所
・演習)テスト密度とバグ密度のゾーン分析(定量分析)
・演習)機能仕様書のレビュー指摘の分析(定性分析)
・不具合分析の例
・「診断」のステップ
・分析プロセスの全体像
パート4:品質計画
品質目標とは何か、どう使うか、どう立てるか。
ソフトウェアプロジェクトの仕様定義・設計・実装・テストまで、一気通貫で戦略を立てる、品質戦略マップの概要を解説します。
・品質目標とは何か、どう使うか、どう立てるか
・品質戦略マップ
パート5:データ収集の勘所
定量管理を上手く回すのに越えなければならない第一ハードルは、データを一か所に収集することです。
このハードルが高く、なかなか本筋にたどり着けないところも多いものです。
データ収集に手間をかけないように、環境を整えることが重要です。
環境さえ整えて、メンバーにメリットを感じてもらえれば、データは自然と集まり、データの精度も高くなります。
監修者紹介
この講座に込めた思い
実は私は、定量情報と定性情報を分けて考えておりません。やりたいことは品質管理であり、プロジェクト管理。プロジェクトを成功させ、お客様の事業を成功させ、我々も成功する。そのために定量情報と定性情報が、必要だから使う。ただそれだけです。
しかし、定量情報を使いこなすには、ちょっとしたコツがあります。本コースでは、定量管理を主役にしながら、分析全般が上手にできるようになることを目標にしています
バルテス・ホールディングス株式会社 R&C部 部長 兼 首席研究員
堀 明広
Akihiro Hori
組込み系プログラマー、ソフトウェア品質管理を経て、現職はバルテス・ホールディングス株式会社 R&C部 部長 兼 首席研究員。担当業務は社内人材育成、検証・分析の技術開発、標準化、セミナー講師。
バルテス・ホールディングス株式会社 R&C部 部長 兼 首席研究員
堀 明広
Akihiro Hori
組込み系プログラマー、ソフトウェア品質管理を経て、現職はバルテス・ホールディングス株式会社 R&C部 部長 兼 首席研究員。担当業務は社内人材育成、検証・分析の技術開発、標準化、セミナー講師。
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留意事項
講座当日について
※ 接続確認として、講座開始15分前からログインをお願いいたします。
※ ビデオ・写真の録画・撮影や、音声の録音はご遠慮ください。
※ 講座資料の無断転載はご遠慮ください。
※ 参加者の通信環境や機器等による原因で視聴できなかった場合につきましては責任を負いかねます。
注意事項
※ お申込み後のキャンセルはお早めにご連絡をお願いいたします。また開催当日~1週間前のキャンセルとなる場合は、お申込金額全額をキャンセル料として頂戴致しますのでご了承ください。また当日欠席・遅刻によるご返金等は一切お受けしておりません。
※ 最少催行人数に満たない場合は、開催を中止することがありますので、ご了承願います。その際は、開催3日前までに、本ページおよびメールにてご連絡いたします。
※ 講座開催をWebサイト等を通じて報告等を行う場合がございます。その際に特定の個人がフォーカスされないように撮影した写真を掲載する場合がございます。予めご了承下さい。
※同業他社様からのお申込みはお断りをさせていただく場合がございます。予めご了承ください。
※ 本サービス申込者が下記に該当する場合、利用者として承認せずサービスを提供しない場合があります。その判断の理由については一切利用者に開示しません。また申込者は、判断の結果に対して異議を述べることはできません。
(1) 自らまたは第三者を利用して、当社の名誉や信用等を毀損し、もしくは毀損するおそれのある行為をした場合
(2) 自らまたは第三者を利用して当社の業務を妨害し、または妨害するおそれのある行為をした場合
(3) 当社に対して、自らまたは第三者を利用して、詐術、暴力的行為または脅迫的言辞を用いるなどした場合
(4) 申込者ならびに関係者が暴力団関係者ならびに反社会的勢力である旨が判明した場合
※ 自然災害、交通機関の事故、講師の発病等、不可抗力な事情により開催を中止することがあります。事前に中止が判明した場合は、本ページおよびメールにてお知らせいたします。各自でご確認ください。当日に中止が決まった場合は、本ページおよびメールと電話にてお知らせし、開催日の変更もしくは参加料の返金をいたします。 なお、旅費(航空券含む)や宿泊費とそれらのキャンセル諸費用については保証いたしません。