2022年6月15日(米国時間)、Internet Explorer(以下、IE)のサポートが終了しました。現在、MicrosoftはIEベースのWebサイトやアプリを使っている企業に対して、EdgeのIEモードを使用するよう呼びかけています。Qbookでは今回、国内事業者及び企業の方を対象に、サポート終了後もIEがどの程度利用されているのかを調査すべく、IEの利用率およびサポート終了に伴う対応についてアンケートを実施しました。
調査概要
- 調査方法 :「Qbook」でのWEBアンケート
- 調査対象者 :事業所及び企業に所属されている方
- 調査機関 :自社調査
- 有効回答数 :440名
- 調査日 :2022年6月28日~2022年7月15日
- ダウンロードURL:https://www.qbook.jp/download/1393/
47%が現在の業務でIE(EdgeのIEモード含む)を使っている
現在の業務の中で、「IEを使用している」と回答したのが12%、「EdgeのIEモードを使用」が35%となり、回答者の4割以上がIEサポート終了後もIE(EdgeのIEモード)を使用していることが分かりました。
業務でIEを継続使用している理由について
現在も業務でIEあるいはEdgeのIEモードを使用している理由について、「社内の業務システム上利用せざる得ない」65%と最も多く、次いで「顧客対応で必要」が17%でした。「自分が使い慣れている」、「社内でIEを使うよう決められている」といった回答も一定数見受けられました。
その他の回答には、一部のSaaSアプリでIEが指定されている、市販ソフトウェアでIE前提のものがある、などが挙げられています。
EdgeのIEモードとIEの差異について
EdgeのIEモードを使用している方に、IEと比べ、挙動などに差異や問題があるか伺ったところ、19%の方が「差異や問題がある」と回答しました。
IEとEdge(IEモード)との挙動の際について、具体的には以下のような回答結果が得られました。
- 一部の機能が使えない
- いくつかの基幹業務システムが動作しない
- リンクを開くときに確認メッセージがでる(ワンクリックでダイレクトに開かなくなった)
- 以前使っていたアドオンが利用できないことが多い
- JavaScriptの動作、ウィンドウの動作
- TLSのセキュリティをかなり低く設定する必要がある
- 帳票作成などサードパーティ製ソフトが動かないケースがある
- cssくずれ、post処理が正確に動かない(特にSAP)
資料ダウンロード
アンケートに関する具体的なコメントを含む調査結果の資料は、以下より無料でダウンロードすることができます。ぜひご確認ください。
調査概要
- 調査方法 :「Qbook」でのWEBアンケート
- 調査対象者 :事業所及び企業に所属されている方
- 調査機関 :自社調査
- 有効回答数 :440名
- 調査日 :2022年6月28日~2022年7月15日
- ダウンロードURL:https://www.qbook.jp/download/1393/