夏から秋にかけては、AI・DX・クラウド・セキュリティなど各分野のIT系展示会やカンファレンスが国内外で集中する時期です。無料で参加できるものも多く、最新技術のキャッチアップや人脈形成の絶好の機会となります。この記事では2026年7月〜9月に開催されるIT関連のイベント・展示会・カンファレンスを月別にまとめました。ぜひ参加計画の参考にしてください。
なお、本記事は2026年6月時点の情報をもとに作成しています。開催概要は変更になる場合がありますので、最新情報は各公式サイトでご確認ください。
1.7月に開催するIT系展示会・カンファレンス
2026年7月に開催予定のIT系展示会でおすすめなのが以下の6つです。
- 7/15(水)~7/17(金):AI BUSINESS CONFERENCE 2026 夏
- 7/15(水)~7/17(金):TECHNO-FRONTIER 2026
- 7/16(木)~7/17(金):Developers Summit 2026 Summer・IT Strategy Summit 2026
- 7/23(木)~7/24(金):EdgeTech+ West 2026
- 7/28(火)~7/30(木):KubeCon + CloudNativeCon Japan 2026
- 7/30(木)~7/31(金):Google Cloud Next Tokyo '26
それぞれのイベントの概要をご紹介します。
1-1 AI BUSINESS CONFERENCE 2026 夏
AIのビジネス活用と、その先の価値創造にフォーカスした完全オンライン形式のカンファレンスです。業務効率化にとどまらず「AIが生み出す意思決定の変革」をテーマに、各業界のトップランナーによる基調講演やセッションが3日間にわたって展開されます。オンライン開催のため、移動コストなしで最新のAI活用知見を吸収できる点が魅力です。
■開催名:AI BUSINESS CONFERENCE 2026 夏
■会場:オンライン
■日程:2026年7月15日(水)〜17日(金)
■主催:スマートキャンプ株式会社
■入場:無料(要事前申込)
■内容:カンファレンス、セッション
1-2 TECHNO-FRONTIER 2026
メカトロニクス・電子技術・組込みシステム・電源技術など、ものづくりを支えるコアテクノロジーが一堂に集まる専門展示会です。AI組込み技術やエッジコンピューティングとの連携ソリューションも年々充実しており、ハードウェア・ソフトウェア双方のエンジニアにとって見応えのある展示内容です。
■開催名:TECHNO-FRONTIER 2026
■会場:東京ビッグサイト 西展示棟(西1〜3ホール)
■日程:2026年7月15日(水)〜17日(金)9:30〜17:00
■主催:一般社団法人日本能率協会
■入場:無料(要事前登録)
■内容:展示会
1-3 Developers Summit 2026 Summer・IT Strategy Summit 2026
「デブサミ」の愛称で知られる、日本最大級のソフトウェア開発者向けカンファレンスの夏版です。AIが開発現場に深く組み込まれた2026年において、開発生産性の変革と「ビジネスインパクト」へのシフトをテーマに据えています。1日目はITストラテジスト向けの「IT Strategy Summit 2026」も同時開催。AIが生み出す大量アセットによるセキュリティリスクや、複雑化した環境でのガバナンスといった、現場のエンジニアとITマネジメント双方に刺さるセッションが揃います。
■開催名:Developers Summit 2026 Summer・IT Strategy Summit 2026
■会場:JPタワーホール&カンファレンス(東京都千代田区丸の内2-7-2 KITTE 4階)
■日程:2026年7月16日(木)〜17日(金)(受付開始10:30、セッション開始11:00、17:50最終受付、 IT Strategy Summit 2026 DAY1のみで11:00-16:20)
■主催:株式会社翔泳社
■入場:無料(要事前登録)
■内容:カンファレンス、セッション(2日間)
1-4 EdgeTech+ West 2026
組込みシステム・IoT・エッジコンピューティング技術に特化したトレードショーの西日本版です。関西・中部エリアを中心に製造業・組込みエンジニアが多く集まり、出展企業の最新製品・サービスのデモ体験や技術商談の場として活用されています。秋の「EdgeTech+ 2026」(東京)に先立って最新トレンドを把握する機会としても有効です。
■開催名:EdgeTech+ West 2026
■会場:グランフロント大阪 北館B2F コングレコンベンションセンター
■日程:2026年7月23日(木)〜24日(金)10:00〜17:00
■主催:一般社団法人組込みシステム技術協会(JASA)
■入場:無料(要事前登録)
■内容:展示会、商談
1-5 KubeCon + CloudNativeCon Japan 2026
Kubernetes(クバネティス)をはじめとするクラウドネイティブ技術の国際カンファレンスが2年ぶりに日本へ帰ってきます。AI・可観測性・プラットフォームエンジニアリングなど6つのトラックで構成され、国内外のクラウドインフラエンジニア・DevOps担当者が多数参加します。グローバルな技術動向と日本での実装事例の両方を体感できる貴重な機会です。
■開催名:KubeCon + CloudNativeCon Japan 2026
■会場:パシフィコ横浜(神奈川県横浜市)
■日程:2026年7月28日(火)〜30日(木)
■主催:Cloud Native Computing Foundation(CNCF)
■入場:有料(要登録)
■内容:カンファレンス、セッション
■リンク:https://events.linuxfoundation.org/kubecon-cloudnativecon-japan/
1-6 Google Cloud Next Tokyo '26
Google Cloudと生成AIの最新技術・活用事例が集まる大規模カンファレンスです。開発者から経営者まで幅広い参加者を対象に、Google Cloudのプロダクトアップデートやパートナー各社による活用事例が多数紹介されます。昨年に引き続き東京ビッグサイトでの開催となり、国内最大規模のクラウドイベントとして注目を集めています。
■開催名:Google Cloud Next Tokyo '26
■会場:東京ビッグサイト 南展示棟・会議棟
■日程:2026年7月30日(木)〜31日(金)
■主催:グーグル・クラウド・ジャパン合同会社
■入場:無料(要事前登録)
■内容:カンファレンス、展示
2.8月に開催するIT系展示会・カンファレンス
2026年8月に開催予定のIT系展示会でおすすめなのが以下の4つです。
- 8/1(土)~8/6(木)(ブリーフィング:8/5~8/6):Black Hat USA 2026
- 8/18(火)~8/19(水):バックオフィスDXPO 東京 '26 夏
- 8/20(木)~8/21(金):IT・情シスDXPO東京'26 夏
- 8/21(金)~8/23(日):PyCon JP 2026
それぞれのイベントの概要をご紹介します。
2-1 Black Hat USA 2026
世界最大級のサイバーセキュリティカンファレンスで、今年は29回目の開催を迎えます。前半のトレーニング(8/1〜4)、サミットデー(8/4)、後半のブリーフィング(8/5〜6)で構成されており、ブリーフィングでは世界の第一線で活躍するセキュリティ研究者による最新の脆弱性・攻撃手法・防御技術の発表が行われます。2026年はヘルスケア・AI・金融分野のサイバー脅威をテーマにした6つのサミットも注目です。セキュリティ担当者・研究者には欠かせない海外カンファレンスです。
■開催名:Black Hat USA 2026
■会場:マンダレイベイ・コンベンションセンター(アメリカ・ラスベガス)
■日程:2026年8月1日(土)〜6日(木)(ブリーフィング:8月5〜6日)
■主催:Black Hat(Informa Techが運営)
■入場:有料
■内容:カンファレンス、トレーニング
2-2 バックオフィスDXPO 東京 '26 夏
総務・人事・経理・法務など管理部門のDX推進に特化した展示会です。13の専門展が同時開催され、約800社が出展。バックオフィス業務の自動化・効率化ツールを一度に比較・体験できます。64セッションの専門セミナーも無料で聴講可能で、導入事例や最新トレンドのインプットにも最適です。
■開催名:バックオフィスDXPO 東京 '26 夏
■会場:東京ビッグサイト 西1・2・3ホール
■日程:2026年8月18日(火)〜19日(水)9:30〜17:30
■主催:ブティックス株式会社
■入場:無料(要事前登録、当日受付5,000円)
■内容:展示会、セミナー、商談
2-3 IT・情シスDXPO東京 '26 夏
情報システム部門・IT担当者向けのDX展示会で、システム開発・セキュリティ・IT人材育成に関連する14の専門展を同時開催します。約800社が出展し、製品デモや商談予約機能も利用可能。バックオフィスDXPOと同会場・同時期の開催となるため、あわせて訪問するとより幅広い情報収集が可能です。
■開催名:IT・情シスDXPO東京 '26 夏
■会場:東京ビッグサイト 西1・2・3ホール
■日程:2026年8月20日(木)〜21日(金)9:30〜17:30(最終日16:30)
■主催:ブティックス株式会社
■入場:無料(要事前登録、当日受付5,000円)
■内容:展示会、セミナー、商談
2-4 PyCon JP 2026
Pythonユーザーが集う日本最大のカンファレンスで、2026年は初の広島開催です。AI・データサイエンス・機械学習分野でのPython活用が年々拡大するなか、国内外のエンジニアによる最新の実践知やライブラリ活用事例が発表されます。最終日の開発スプリントでは、参加者がOSSプロジェクトに実際に貢献できる体験型セッションも実施されます。
■開催名:PyCon JP 2026
■会場:広島国際会議場(広島県広島市)
■日程:2026年8月21日(金)〜23日(日)(開発スプリント:8月23日)
■主催:一般社団法人 PyCon JP Association
■入場:有料(チケット種別:Personal・Business・U25・Student など)
■内容:カンファレンス、セッション、開発スプリント
3.9月に開催するIT系展示会・カンファレンス
2026年9月に開催予定のIT系展示会でおすすめなのが以下の4つです。
- 9/1(火)~9/4(金):ITトレンドEXPO2026 Summer
- 9/4(金)~9/8(火):IFA 2026
- 9/9(水)~9/11(金):オートモーティブワールド [秋] 2026
- 9/17(木)~9/21(月・祝):東京ゲームショウ 2026
それぞれのイベントの概要をご紹介します。
3-1 ITトレンドEXPO2026 Summer
年間約2,000万人が利用するIT製品比較サイト「ITトレンド」が主催する、業界最大級のオンライン展示会です。約100講演・約300製品の展示がすべて無料で視聴・閲覧可能。DX推進ツールやSaaSの最新情報を効率的に収集できるほか、豪華ゲストによる基調講演も見どころです。移動コストゼロで参加できるため、情報収集の入口として幅広いITパーソンに活用されています。
■開催名:ITトレンドEXPO2026 Summer
■会場:オンライン
■日程:2026年9月1日(火)〜4日(金)
■主催:株式会社Innovation & Co.
■入場:無料
■内容:オンライン展示会、セミナー
3-2 IFA 2026
世界最大級のコンシューマーエレクトロニクス国際見本市で、例年150カ国以上から出展者・来場者が集まります。AI家電・IoT・ロボティクス・5G・コンピューティング・ゲームなど最新のテクノロジートレンドを一堂に体感できる場です。日本メーカーの出展も多く、海外のテクノロジー最前線を直接視察したい方にとって毎年注目のイベントです。
■開催名:IFA 2026
■会場:メッセ・ベルリン(ドイツ・ベルリン)
■日程:2026年9月4日(金)〜8日(火)
■主催:Messe Berlin GmbH
■入場:有料
■内容:国際展示会
3-3 オートモーティブワールド [秋] 2026
SDV(ソフトウェア定義型自動車)・EV・ADAS(先進運転支援システム)に特化したクルマの先端技術展示会です。世界中の自動車メーカー・Tier1サプライヤー・テクノロジー企業が集まり、技術相談・商談の場として年々規模を拡大しています。モビリティのソフトウェア化が加速する現在、IT・組込みエンジニアにとっても見応えのある展示会となっています。
■開催名:オートモーティブワールド [秋] 2026
■会場:幕張メッセ(千葉県千葉市)ホール1~3
■日程:2026年9月9日(水)~11日(金)10:00~17:00
■主催:RX Japan 合同会社
■入場:無料(要事前登録)
■内容:展示会、商談
3-4 東京ゲームショウ 2026
世界最大級のゲームの祭典で、今年は開催30周年を記念して史上初の5日間開催となります。テーマは「史上最長、遊びづくしの5DAYS」。ビジネスデイはゲーム業界関係者・メディア向けの商談・情報収集の場として機能し、最新ゲームタイトルやゲーム開発技術のトレンドを把握するうえでIT・エンタメ業界の双方に欠かせないイベントです。リアル会場に加え、公式番組等のオンライン配信も実施されます。
■開催名:東京ゲームショウ 2026
■会場:幕張メッセ(千葉県千葉市)展示ホール1~11/国際会議場/TKP東京ベイ幕張ホール
■日程:2026年9月17日(木)〜21日(月・祝)(ビジネスデイ:9/17〜18、一般公開:9/19〜21)
■主催:一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会(CESA)
■入場:ビジネスデイ無料(要事前登録)、一般公開日有料
■内容:展示会、イベント
まとめ
2026年7〜9月は、AIカンファレンスからセキュリティ・クラウド・組込み・モビリティ・ゲームまで、幅広い分野のIT系イベントが目白押しです。オンライン開催のイベントも複数あるため、遠方の方でも参加しやすくなっています。各イベントは事前登録が必要なものがほとんどですので、気になるものは早めに公式サイトで登録を済ませておきましょう。


