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今月の一冊

書評「ユーザーストーリーマッピング」

Jeff Patton(ジェフ・パットン)(著) 監訳者:川口 恭伸(かわぐち やすのぶ) 訳者:長尾 高弘(ながお たかひろ), 株式会社オーム社

本書は、アジャイル開発における要求定義、要件定義の手法として「ユーザーストーリーマッピング」についてまとめられている。重要なポイントは手法ではなく、なぜ使用するのか、理由と目的が中心となっている。アジャイル開発で陥りがちな罠、誤解、それを「ユーザーストーリーマッピング」を適用することで、どのような改善が表れたのか、実際にあった事例を交えて解説されている。手法はあくまでも道具であり、会話すること。会話して学ぶことがいかに大事であるかが学べる。「ユーザーストーリーマッピング」の手法の本と言うよりは、アジャイル開発を良くするためのことが書かれているため、アジャイル開発に関わる人はとっては、とても有益な学びが得られると思われる。