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無料で使えるAI系ツール・ソフト10選とツールの選び方
AI関連 2024.01.18
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無料で使えるAI系ツール・ソフト10選とツールの選び方

執筆: Qbook編集部

ライター

現在提供されている無料で使用可能なAI系ツールやソフトでは、文章を執筆してくれるものをはじめとした幅広い機能を利用できます。

最近では、絵を描いたり、背景などにも使用できる画像を作成したりできる高性能なツールも数多く公開されています。

この記事では、面白い機能を持つAIツールを厳選して10種類紹介します。

AIをより使いこなし作業を効率化したい方や、より視野を広げたいという方はぜひ参考にしてみてください。

もくじ
  1. AI系ツールの選び方
  2. 無料で使えるAI活用ツール10選
  3. まとめ

1.AI系ツールの選び方

最近では多くのAI系ツールやソフトが登場しているため、どれを使用するかを決める際のポイントに注目しておけば、より自分の利用目的に合ったものを選ぶことができます。

以下のポイントをチェックして、ご自身の目的に合ったツールを選びましょう。

  • 利用目的に沿ったツールか
  • 無料で使用できるか
  • 操作方法は使いやすく簡単か
  • エラーが少ないか
  • UIが整っているか
  • ツールの導入実績があるか

2.無料で使えるAI活用ツール10選

ここでは、Qbook編集部が見つけた無料で使用が可能なAI活用ツールを紹介します。

画像を作成できるものから文章を生成できるもの、AIとのコミュニケーションを体験できるものまで、様々な機能を持つツールが無料で使用可能です。

① 文章執筆AI「ELYZA Pencil」

1文章執筆AI「ELYZA Pencil」 .png

( 参考:文章執筆AI「ELYZA Pencil」 )

文章執筆AI「ELYZA Pencil」では、指定した2つから8つまでのキーワードを用いた文章を自動で生成することが可能です。

登録不要で使用が可能であり、また作成したい文面による使い分けもできます。

生成される文章は非常にクオリティが高く、文章の構成や話題の展開などを参考にすることも可能です。

端的な文章の作成という事務的な作業の時間を減らすことで、業務の効率化を図ることができます。

ニュース記事やメール文、職務経歴書の作成が可能なため、要件のみをまとめた文章を短時間で作成し、文字の入力にかかる時間を短縮したいという方におすすめです。

2 文章執筆AI「ELYZA Pencil」 .png

② Dream by WOMBO

Dream by WOMBO 1.png

( 参考:Dream by WOMBO )

「Dream by WOMBO」は、入力したキーワードを元にAIが自動で絵を描いてくれるツールです。

最大100字までのキーワードを入力でき、また描かれる作風も様々な種類の中から選択することができます。

サイトは英語で表記されていますが、キーワードの入力は日本語でも可能です。

登録が不要で使用できるツールで、数十秒ほどの処理時間の後に非常に美しい絵が完成します。

Dream by WOMBO 2.png

絵は色彩が鮮やかで繊細なタッチで描かれており、人間でも再現することが難しいほどのクオリティの高さです。

キーワードは抽象的な用語であっても巧妙に再現されるため、AIの完成度を伺うことができます。

頭の中にあるキーワードからデザインをイメージするインスピレーションを得たり、構想を練ったりしたいという方におすすめです。

③ NVIDIA CANVAS

NVIDIA CANVAS.png

( 参考:NVIDIA CANVAS )

「NVIDIA CANVAS」は、簡易的な線によって描かれた図を元に、リアリティのある風景画を作成できるツールです。

本ツールではソフトのインストールが必要ですが、空や山、川など自然の景色を構成する様々なマテリアルを自由にカスタマイズでき、高精度な画像の生成ができます。

実際に背景素材を撮影したかのようなリアリティがあり、天候などに左右されずに思い描いた通りの自然の景色を作成することが可能です。

背景を気軽に作成したいという方や、自分の思い描くイメージ通りの素材を作成したいという方におすすめします。

④ Random Face Generator

Random Face Generator.png

( 参考:Random Face Generator )

「Random Face Generator」は、実際には存在しない人物の顔写真を作成することができるツールです。

男性や女性、子供の精度の高い顔写真をワンクリックで作成でき、そして全ての画像はオープンソースが情報源となっているため著作権に関しても安心できます。

登録不要で使用でき、またサイト自体は日本語に対応していませんがホームページの翻訳機能を使用することで大体の概要を日本語で把握することが可能です。

実名性のない顔写真の素材を、気軽に作成したいという方におすすめします。

⑤ akachanAC

赤ちゃんAC.png

( 参考:akachanAC )

「akachanAC」は、父親及び母親にあたる二人の人物の顔写真を元に、生まれる赤ちゃんの顔を予測した画像を生成することができるツールです。

写真に写っている人物の顔の特徴をもとに、画像の作成が行われます。

このツールを使用し、実際の夫婦以外の人物同士でも顔の特徴を合成した赤ちゃんの画像を作ることが可能です。

生まれてくる子供がどのような顔立ちかについて興味がある方や、人の顔の特徴について知る参考にしたいという方におすすめです。

⑥ AIのべりすと

1AIのべりすと.png

( 参考:AIのべりすと )

「AIのべりすと」は、最初に指定した文章などをもとにAIが文章を自動生成するツールです。

AIが自由な文章作成を行うデフォルトモードや、セリフを優先したり、地の文を優先したりするモードなどもあります。

登録不要で使用でき、また非常に文章の精度も高いです。

文章構想のアイデアを練ったり、新しい視点のインスピレーションを得たりしたいという方におすすめします。

また、本ツールではAIの返答に対しさらに文章を加筆することが可能なため、AIとの対話形式による新しい物作りに関心があるという方にもおすすめです。

2AIのべりすと.png

文章の作成に関連するAIツールは以下の記事で詳しく解説しているため、より詳細について関心のある方は以下の記事を読むことをおすすめします。

⑦ Remove.bg

Remove.bg.png

( 参考:Remove.bg )

「Remove.bg」では、AIが人の顔を認識して自動的に背景を削除することが可能です。

写真を撮る際に背景に写り込んでしまった余分な要素を、きれいに取り除くことができます。

登録不要で利用でき、また背景を透過すれば背景写真を合成することも可能です。

通常のアプリであれば削除する部分を自分で選択する手間がかかりますが、本ツールではAIによって自動でその作業が行われます。

そして料金も一切かからないため、普段から画像の編集を業務としておこなっている場合には大幅な作業の効率化が図れます。

背景素材を自分で作成しているという方や、SNSやホームページにアップロードする写真の加工を手軽に行いたいという方におすすめします。

⑧ りんな

りんな.png

( 参考:りんな )

「りんな」とは、日本の女子高校生をイメージした会話をすることができるAI系ツールです。

文脈を踏まえた会話をすることが可能な会話エンジンが採用されており、自然な間のレスポンスによって、まるでリアルタイムで行われているようなコミュニケーションを体感できます。

現在では会話のみに留まらず、ビジネスやクリエーションなどの様々な領域で活用されており、AIの新たな可能性を体現しているツールです。

現在のAI技術の高度さや展望を体感したいという方や、新しい開発のヒントを得たい方、AIとの会話を楽しんでみたいという方にお勧めします。

⑨ UserLocal AIテキストマイニング

UserLocal AIテキストマイニング.png

( 参考:UserLocal AIテキストマイニング )

「UserLocal AIテキストマイニング」は、膨大な文章データをクラウド上で定量的かつ定性的な分析や可視化を行うことで、新しい気づきを得ることができるテキストマイニング・ツールです。

ワードクラウド作成では、ある文章に多く登場する頻度を文字の大きさや単語ごとの配置から可視的に確認することができます。

また、頻出語の検知ではそれぞれの単語が使用された回数や、全体として見た際の割合の数値を抽出することが可能です。

↓ 頻出語

UserLocal AIテキストマイニング2.png

文章の中でのキーワードや、問題として取り上げるべき場所などを数値的に判断したいという方におすすめします。

また、特に作家や物語などの、文学領域の研究をしているという方にもおすすめです。

⑩ Canva

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( 参考:Canva)

Canvaは、無料で使えるオンラインデザインツールです。AIによる「画像生成機能」と「デザイン加工機能」があります。

「画像生成機能」では、作成したい画像を説明したプロンプトを入力するだけで、AIが画像を生成します。

この機能で作成した画像は、そのままデザインの一部として使うことが可能です。

また、「デザイン可能機能」では、写真の一部をブラシでなぞって、そこに代わりに追加したい素材をプロンプトで入力するだけで、簡単に画像の編集ができます。(英語だけでなく日本語にも対応しています。)

AI機能が搭載されていることで、誰でも簡単にクリエイティブなデザインが作れます。

まとめ

今回紹介したAI系ツールは、業務を行う上でも幅広い活用が可能です。

便利で新しいツールの積極的な導入は、業務を行う上での関心が広がったり、物事について考える際の視野を広げたりすることに役立ちます。

今回紹介したおすすめのツール以外にも、様々なAI活用ツールの使用に挑戦してみるのがおすすめです。

※本記事は2023年7月時点の情報を基に作成しています。各製品に関する詳しいご質問は、記載している参照元URLから各サイトへお問い合わせください。
※価格や料金の税込・税別表記につきましては、各サイトからご確認ください。

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執筆: Qbook編集部

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バルテス株式会社 Qbook編集部。 ソフトウェアテストや品質向上に関する記事を執筆しています。