Qbookでは、ITエンジニアの方を対象に、直近一年間の収入の変化に関するアンケート調査を実施いたしました。
2022年から2023年にかけて、相次ぐ物価高騰が続いています。現在も様々なモノの価格が上昇し続けていますが、そんな状況の中、今回のアンケート調査ではITエンジニアの方を対象に、直近一年間で収入面にどの程度の変化があったのかについて、アンケート結果を通じて実態に迫ってみたいと思います。
なお、本結果をまとめた資料については下記からダウンロード可能です。
- 調査方法 :「Qbook」でのWEBアンケート
- 調査対象者 :事業所及び企業に所属されているITエンジニア方
- 調査機関 :自社調査
- 有効回答数 :274名
- 調査日 :2023年2月10日~2023年3月10日
- 調査方法 :「Qbook」でのWEBアンケート
- ダウンロード :https://www.qbook.jp/download/1607/
- 「年収が上がった」と回答した方は全体の61%、「+10万円~50万円未満」が最多の27%。30万円以上増えたと回答した方は全体の24%
- 年収増加の要因で最も多かったのが「仕事の成果が認められた」、続いて「目標達成」。「転職」は5番目の結果に
- 年収が「減少」と回答したのは全体の13%。「変化なし」が26%。減少理由は「会社の業績悪化」が最多
年収が10万円以上上がったと回答した方は全体の42%
年収が上がったと回答されたITエンジニアの方は、全体の49%となりました。このうち、最も回答者数が多かったのが「10万円~50万円」で、全体の27%でした。
50万円以上の収入増加は全体の15%で、100万円以上増加したと回答した方も4%いることが分かりました。
年収増加の要因で最も多かったのが「仕事の成果が認められた」
年収増加の要因として最も回答数が多かったのが「仕事の成果が認められた」でした。続いて「目標達成」「昇進・昇格・定期昇給」と続く結果となりました。事前の予想では「残業時間の増加」や「転職」が高くなると編集部では考えていましたが、全体の割合としては高くない結果となりました。
なお、「100万円以上の増加」と回答された12名のうち、半数の6名が「転職した」と回答していました。
年収が「変化なし」「減少」と回答したのは全体の39%
一方で、「変化なし」と「収入が減少」と回答した方の合計は39%でした。「変化なし」と回答した方は全体の26%と二番目に多い結果となりました。
年収が「下がった」と回答された方の中で最も多い理由が「会社の業績悪化」で22%でした。続いて「仕事の成果が認められなかった」「残業時間が減った」と続く結果となりました。また、「変わらない・減少した」と回答した方の中で「転職」を挙げられた方が19%となりました。
まとめ
今回の調査により、ITエンジニアの年収について全体的な傾向として増加傾向にあることがわかりました。収入の増加理由として最も多かったのが、仕事の成果が認められたことや、会社の業績が改善されたことを理由として挙げる方が中心でした。回答者の中には100万円以上の収入アップに成功した方が4%おり、その要因として半数の方は「転職」を挙げられていました。
回答者属性
今回のアンケート結果について、回答者の属性は以下のとおりです。
- 調査方法 :「Qbook」でのWEBアンケート
- 調査対象者 :事業所及び企業に所属されているITエンジニア方
- 調査機関 :自社調査
- 有効回答数 :274名
- 調査日 :2023年2月10日~2023年3月10日
- 調査方法 :「Qbook」でのWEBアンケート
- ダウンロード :https://www.qbook.jp/download/1607/