~なんとなくのテストから体系立てられたテストへ~
バルテス株式会社R&C部 石原による著書「ソフトウェアテストの教科書」が、電子版合わせ累計発行部数22,000部を突破しました。(2020年2月現在)
【この1冊でよくわかる】ソフトウェアテストの教科書―品質を決定づけるテスト工程の基本と実践
ソフトウェアテストの教科書とは?
ソフトウェア開発とは切っても切り離せないテストですが、
その方法や考え方といった知識を
日本では体系立てて学べる書籍はほとんどありませんでした。
そこで2012年に出版された本書は、丁寧な解説、平易な文章で
ソフトウェアテストとは何かというところから学ぶことができ、
今ではこれからテストを始めるSE必携の入門書として上げられています。
2012年に発刊されて以来、専門書としては破格の
累計発行部数22,000部(2020年2月現在)を突破しており、テストに携わるすべての人におススメできる一冊となっています。
収録内容
- Part1 ソフトウェアテストの基礎
- 第一章 ソフトウェアテストとは
- 第二章 ソフトウェアテスト開発の流れとテスト工程
- 第三章 ホワイトボックステスト
- 第四章 ブラックボックステスト
- Part2 様々なテスト技法
- 第五章 同値クラステスト・境界値テスト
- 第六章 デシジョンテーブルテスト
- 第七章 状態遷移テスト
- 第八章 組み合わせテスト
- 第九章 テスト技法適用チャート
- Part3 テストドキュメントとモニタリング
- 第十章 テストドキュメントの作成
- 第十一章 テストドキュメントの正しい書き方
- 第十二章 テスト実施のモニタリング
■本書 「はじめに」より
ソフトウェアが近年ますます多機能化・巨大化した結果、私たちの日々の生活は、ソフトウェアの恩恵抜きでは考えることができないほどになりました。そのため、ソフトウェアに求められる品質は高まり続け、それを実現する手段として、ソフトウェアテストに注目が集まるようになりました。
これに伴い、ソフトウェアテストに関する書籍はこの数年間で充実し、読者の興味・関心や、スキルレベルに応じて、さまざまな知識が手に入るようになりました。しかし、予備知識や実務経験の乏しい初学者が、ソフトウェアテストの全体像をつかむことができ、なおかつ現場でも活用できる本は、まだまだ充実しているとはいえません。
このような背景のもと、「これからソフトウェアテストについて学びたい」と考えている、エンジニアに読んでもらうべく、本書の執筆にあたりました。
本書の執筆において常に意識したことは、「本当にわかりやすいこと」と「実践的であること」です。この2つのコンセプトにしたがって、品質の考え方やソフトウェアテストの考え方、テスト設計の考え方、テスト技法の使い方、テストドキュメントの書き方、テスト管理の勘どころなどを体系的に解説しています。具体的には、テスト技法やテストドキュメントの実践的な使い方を解説するために、演習問題やテスト技法導入チャート、テストドキュメントの悪い事例など、豊富なケーススタディを用いています。こうすることでテスト業務に関する理解を深められると同時に実務へのヒントにしてもらえることでしょう。
本書が皆様のソフトウェアテスト技術の向上、ひいてはソフトウェア品質の向上の一助になれば幸いです。
2012年1月 石原一宏 田中英和
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著者紹介

- 石原 一宏
バルテス株式会社 R&C部 部長 兼 上席研究員
年間1,200名を超える開発エンジニアにテスト・品質を教えるセミナー講師。 ソフトウェアテスト・品質技術の研究開発、社内/社外の技術研修やセミナーの講師、コンサルティングなどを担当する。
著書に『いちばんやさしいソフトウェアテストの本』、『ソフトウェアテストの教科書』。 PMI認定プロジェクト・マネジメント・プロフェッショナル(PMP)。 JSTQB認定Advanced Level テストマネージャ。