PC・モバイル・タブレットの普及率やマーケットシェア率は、地域や時期によって値が異なっています。
そこで、日本と世界のPCとモバイルの利用状況を市場シェア率から調査(2022年11月〜2023年11月のデータを掲載)してみました。
昨年の調査に引き続き、日本におけるマーケットシェア率ではPCが最も高いのに対し、全世界ではモバイルが最も高い結果となっていました。
- もくじ
1.【日本】PCvsモバイルvsタブレット
日本では、昨年に引き続き、PCのシェア率が6割を超えています。モバイルとタブレットは昨年よりもシェアが低下しています。
過去1年間の平均マーケットシェア率
カテゴリ | 2023年平均シェア率 | 2022年平均シェア率 |
---|---|---|
PC | 61.08 % | 60.24 % |
モバイル | 36.69 % | 37.25% |
タブレット | 2.23 % | 2.49% |
※ 計測期間
2023年の平均マーケットシェア率⇒2022年11月~2023年11月
2022年の平均マーケットシェア率⇒2021年11月~2022年11月
過去1年間のマーケットシェア率変動
出典:Operating System Market Share Worldwide | Statcounter Global Stats
2.【世界】PCvsモバイルvsタブレット
世界で見ると、PCよりもモバイルの方がシェア率が高いことが分かります。昨年よりはPCの割合が増えており、その分モバイル・タブレットのシェア率が低下しています。
過去1年間の平均マーケットシェア率
カテゴリ | 2023年平均シェア率 | 2022年平均シェア率 |
---|---|---|
PC | 44.59 % | 40.07% |
モバイル | 53.59 % | 57.62% |
タブレット | 1.82 % | 2.30% |
※計測期間
2022年の平均マーケットシェア率⇒2021年8月~2022年8月
2021年の平均マーケットシェア率⇒2020年8月~2021年8月
過去1年間のマーケットシェア率変動
出典:Operating System Market Share Worldwide | Statcounter Global Stats
まとめ
昨年の調査に引き続き、日本ではPCが、世界全体でみるとモバイルのシェア率が高い結果となりました。日本と世界全体で共通している点は、昨年と比較してPCのシェア率が向上し、モバイル・タブレットのシェア率が低下している点です。
なお、タブレットに関しては日本と世界どちらも一番マーケットシェア率が低い結果となりましたが、2022年度の調査では日本と世界どちらも2%台だったのに対して2023年度の調査では世界の方が1%台と下落しています。
シェア率の変動を見てみると、順位変動はないものの、日本においてはPCの利用率が伸び、モバイルとの差が広がる結果となりました。