PC・モバイル・タブレットの普及率やマーケットシェア率は、地域や時期によって値が異なっています。そこで今回、日本と世界のPCとモバイルの利用状況を市場シェア率から調査してみました。2021年8月~2022年8月のデータを掲載しています。
今回判明したのは、世界全体の傾向と日本国内の傾向では結果が全く異なったことでした。
- もくじ
【日本】PCvsモバイルvsタブレット
過去1年間の平均マーケットシェア率
カテゴリ | 2022年平均シェア率 | 2021年平均シェア率 |
---|---|---|
PC | 58.98% | 53.94% |
モバイル | 38.43% | 43.31% |
タブレット | 2.59% | 2.75% |
※ 計測期間
- 2022年の平均マーケットシェア率⇒2021年8月~2022年8月
- 2021年の平均マーケットシェア率⇒2020年8月~2021年8月
過去1年間のマーケットシェア率変動
出典:Operating System Market Share Worldwide | Statcounter Global Stats
【世界】PCvsモバイルvsタブレット
過去1年間の平均マーケットシェア率
カテゴリ | 2022年平均シェア率 | 2021年平均シェア率 |
---|---|---|
モバイル | 56.85% | 53.94% |
PC | 40.73% | 43.31% |
タブレット | 2.43% | 2.75% |
※計測期間
- 2022年の平均マーケットシェア率⇒2021年8月~2022年8月
- 2021年の平均マーケットシェア率⇒2020年8月~2021年8月
過去1年間のマーケットシェア率変動
出典:Operating System Market Share Worldwide | Statcounter Global Stats
まとめ
日本のみで見た場合と全世界で見た場合とを比較すると、一位と二位が入れ替わっていました。日本におけるマーケットシェア率ではPCが最も高いのに対し、全世界ではモバイルが最も高い結果となっています。
過去一年間の変動推移を見てみても、日本ではPCのシェア率が向上しているのに対し、モバイルは下落しています。
一方で全世界ではモバイルのシェア率が向上しPCは下落するなど、真逆の動きとなっています。
なお、タブレットに関しては、日本と世界どちらも2%台と一番マーケットシェア率が低い結果となりました。
シェア率の変動を見てみると、順位変動はないものの、日本においてはPCの利用率が伸び、モバイルとの差が広がる結果となりました。